名前はシュレック

何かを考えてブログを新しく作っていたみたいだけど、内容が似ているので1つに。

その時の初めての記事は記念にこちらへ。

ついでにブログトップ画像も。

 

 

ブログタイトル「やまめのもこもこ備忘録」

 

タイトル「覚醒」

 

どうもどうも。

 

よく人は、嫌なことや信じ難いことが起こったとき、

「悪い夢なら醒めてくれ」と願う。

 

 

 

私もそう思っていた時期があった。

今でも昨日のことのように記憶している。

 

あの日私は、

ありえないだろうと、頭を抱えた。

嘘だよねぇ?嘘だよねぇ?って声が出ていた。

しまいには声にならない声を出して、もう立っていられなかった。

その日はずっと、目を開けたまま横になっていた。

そしたら、朝から夜になっていた。

横になって一体何を考えていたのかなと思い返すけれど、あの時の思考こそ無だったのかもしれない。頭では何も考えられなかったのだと今では思う。

 

不思議と時間は流れていき、夜になって朝になってを繰り返す。

 

朝になれば身体を起こして外に出て、

夜になればベッドに入って目を閉じる。

 

そんな生活を、淡々と繰り返してきた。

 

私の当たり前は、一日で一変した。

私はあの日、美容室で髪の毛切ってたんだよなぁ。

そんな、嫌なことが起こる前兆とか全くなくって。

 

いろいろな感情と現在の状況がめぐりめぐって忙しくて、精神的に追い込まれる時間もなかった。文字通り、我武者羅に生きていた。

でも、それが良かったのかなと今では思う。

 

それに、近くても遠くても、たくさん関わる人がいてくれたことで、

止まらずに前に進めたのかもしれないと思う。

 

 

そして夏だった季節も、

あっという間に冬になった。

 

だけど、私の部屋のカレンダーは、捲れずにいて7月のままだ。

見る度にあの日を思い出して辛くなる、けど、捲ることも外すこともできずに過ごしてしまった。

でも、年が明けると同時に外して、新しいカレンダーを付けようと思っている。

これも少し前に進めているだろうか。

 

 

私が当たり前だと感じていたことや、お互い将来のことをぼやぼや考えていたものが、全て消えてなくなっちゃった。

今でも、会いたいし話したいしスイッチが入ると辛くなる。

この想いはいつになってもなくならないと思う。

 

でも、

誰よりも素敵な夢だったって胸張って言える。

私の脳のエピソード記憶を占めている。

 

辛くても一番辛いのはあちら。

こちらが思い出して辛いときは、

あの姿勢のいい土下座をしているとたまに感じるくらいだ。

いやぁ懐かしいなぁ。

会えてない期間が、新記録更新している。

これからも、更新し続ける。

 

私は、今の状況が現実だと受け止めている。

だから、悪い夢なら醒めてくれとは思っていない。

 

もはや今が現実で、昔が夢だと感じるのだ。

私にはもったいないくらい素敵な夢から、醒めてしまった感じだ。

 

いつから醒めたかなんてハッキリ分かんないけど、

醒めたくなかったなぁ。

ずっと夢を見ていたかった。

 

だから、日々の小さな出来事でも大切にしたいと思う。

なんで私が、、なんであの人たちは夢の中にいるのに、、なぁんて考えることも勿論ある。

けど、私は6年程、十分すぎる夢を見れた。

こちらとあちらの関係に、何の悔いもないのだ。

 

最高すぎる夢だった。

私は、また夢を見れるのだろうか。

 

 

2019.12.25 Wed

やまめ

 

 

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6年間毛刈りを逃亡した羊